USCPA(米国公認会計士)FAR合格(77点)、1日2時間、勉強方法ポイント、模試結果(42点)から3週間後に受験。

皆さんこんにちは、初記事です。NIDAです。

米国駐在中ということもあってUSCPA(米国公認会計士)の勉強をしています。受験をしようと思ったのは2017年12月で予備校(アビタス)に申し込むも纏まった勉強時間を毎日確保することができず。コロナの影響で今年3月中旬からは出張禁止、在宅勤務、と勉強時間確保が容易になったことから本格再開。6/20にFARアビタス模試を受験、その後7/7に本試験を受験しました。模試結果詳細は以下に記載していますが、模試は42/100で、本試験結果は77点で合格でした。

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模試結果

結果ギリギリ合格でしたが、皆さんの勉強方法のお役に立てば幸いです。

1. 受験時スペック :   

①TOEIC840点②米国駐在4年目③2013年頃に合格した簿記2級

2. 勉強時間/期間 :                 

1日2時間を毎晩。受験前日のみ有休を取得し1日復習。3月中旬から7/7まで、但し途中3/31から5/1まではBECを一通り勉強したため、実質2.75ヶ月(3月の0.5ヶ月分と5/1から7/7まで)、30日換算で約83日✖️2時間=166時間。これに過去e-Learningで講義を一周していますのでこれが150時間程度とザックリ算出すると合計316時間となります。私は朝が苦手で確実に毎日実施するには、夜やるしかありませんでした。また週末は子供の手が離せない環境にあり、基本平日と同じ時間のみの学習時間となっています。

3. 勉強方法 :

まずe-Learningを過去に一周していましたが殆ど頭に入っていませんでした。そこで学習再開時にコロナ影響でアビタスの教室講義がアップされていたことから、これを2周やっています。各Chapter内での繋がりや他Chapterとのリンクなどぶつ切りのe-Learningより理解が深まりました。1週目は講義を聞いて、MCを解く。2週目は講義を聴きながら自分のノートを作成しポイントを整理しました。2週目が終わったところでAICPAの2018、2019年問題を解き解けないものや理解が追いついていないものを講義、教科書で振り返り。その後各々のChapter毎にMCを通しで解き、不正解と何となくで正解しているものの解説を見直し、ポイントを自作ノートに追記。尚、MCを通しで解く前に一度自作ノートの対象Chapterをざっと見直し。まとめると以下です。
①教室講義+MC+一部TBC
②教室講義+自作ノート作成+MC
③AICIPA
④模試
⑤Chapter毎のMC通し+自作ノート見直し、追記
⑥TBC

アビタス模試は42点と合格ボーダーラインから程遠く(模試は若干難易度高めのため60-65点前後が合格者の模試実績のようです。模試はシステムエラーで解けなかったTBCと超ケアレスミスもあり、50点くらいが実力値であると分かりました。模試で不明だった点等各ポイントを再見直しし、理解度が低いChapterは上記⑤で重点復習。また学習のポイントを以下に絞りました
①TBSは基本FAR4はInvestments(有価証券)、Deffered Taxes(繰延税金)、Cash Flows、Business Combination(連結)。FAR1-3は銀行残高vs帳簿、偶発損失+後発事象、リース、Revenue Recognition、EPS/Dilution、R&D。
②退職給付はMCのみ
③Partner Ship、Miscellaneous Topics、International Financial Reporting Standardsはやらない
④FAR1の見直しにはあまり時間を割かない、FAR2以降でFAR1にリンクする問題で不明点ある部分のみとする。
⑤公会計は得点源に。TBSは基本出ないとし、MC集中。

4. 受験後の気づき(やっておいて良かったこと、やっておくべきと思ったこと)    

①TBSは連結、銀行残高、繰延税金、Cash Flow辺りから満遍なく出題され、内一つはGAAPでの連結をIFRSに全て変更する問題でこれは全空欄で提出。TBSの狙い所としては80点前後を目標としていた中では正解だったように思います。
②公会計は理解を正確にしておくことで得点源になりました。
③リサーチ問題はほとんど時間をかけずに
④アビタス模試とAICPAは1-2やっておくとMCの参考になりました。10K、10Qなどテキストにあったか?というものも問題を解く中でカバーできました。
⑤模試結果が42点と散々な中での受験かつ模試から3週間弱で受験しましたが、やはりメイン所となるTBSの主要論点(上述)を80%程解ける理解力と問題演習実績があればある程度の点数は出ると思います。

次回のBECは模試受験済、本試験を9月中受験予定です。以下にBECの模試結果とそれまでの勉強法を掲載しています。

http://note.com/nidaleo/n/ne0cf52d7d096

 

 

 

【米国株】ライドシェア・Uberを考察

2019年11月$29でEntryしその後も買い増しを続け(コロナでの暴落時では$19でも買い増ししていました)、凡そ110万円程の持ち分を保有しています(持ち分益は20%As of 9/4/2020)。米国生活では欠かせないサービスであったUberというライドシェアはLiftと同様重宝されていました。特に都市部に生活し、公共交通機関で生活可能、若者自動車保有離れから大きく成長を遂げ黒字化を目指していた同社ですがコロナで一変し、一時$13.71まで株価を下げました。その後各都市Lock downでTransportation需要の下落をUber Eatsが支える構図ではありますが、Grubhub、DoorDashとの競争もあり一筋縄ではいかない印象です。先週$Uber株を売却するか迷い改めて考察してみることにしました。
 

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1.q2/2020業績

q2/2020のKey pointとしては、

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・売上高$2.2B(市場予測2.18)前年同期が$3.17Bなので、約30%減。
・Ride shareにあたるMobilityはEBITDAで黒字を維持している点は評価、一方Gross BookingはMobilityが大幅減。それをFood Deliveryがカバーする構図。
・一方でFood Delivery(Uber Eats)はEBITDAでは改善はしているものの、未だ赤字。両事業で開発コストでの赤字をCoverしていけるタイミングがカギ(q2/2020で$1,775MのEBITDAロスを出している)

 

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Mobility、Food Delivery共に都市Lock downが始まった3月中旬から大幅に下落しており(上表)、その後徐々にWith コロナでの生活環境下で改善してきているのが見える。大部分はFood Deliveryが貢献。Lock down開始が3月中旬であったことからq2が底と考えられる。米国内では第二波の動きが南部を中心に起きていたが、Lock downに繋がるところまでには至っていない。

2.ライドシェア需要は戻るか?

徐々に人々の移動が戻りつつあるが、白タクの組織化版とも言えるUberにコロナ感染リスクに怯えたユーザーが戻ってくるか?Uberは感染予防対策(マスク、後部座席のみ、乗車後窓をあける等々)を徹底しようとしている。一方で自動車を保有しない層(米国は1000人当たり自動車保有は850程度)が公共交通機関を使うか?後者の公共交通機関の方が不特定多数との接触可能性が高いと考えることも考えるとワクチン開発、接種、感染減少、With コロナ時代のライドシェアwith感染予防(車の外に抗体検査受診済、ワクチン接種済と張る時代が来るかもしれない)において再び需要が回復してくるのではないかと私は考えている。これは公共交通機関使用に感染リスクを感じる周りの声も踏まえ。

3.フードデリバリー競争

下表は2018年1月の需要を100とし、その後の市場成長インデックスとその中でのシェア割りである。Grubhubは伸び悩み、DoorDash、Uber Eatsはシェアを伸ばしている。また本年7月にUberはPostmatesの買収を約2.6Bで公表している。8%のシェアを保有する同社と合わせ2位の地位となる。Uber East以外は基本的にフードデリバリーを主戦場にしてきたことから、デリバリー網、ドライバー量という観点では今後の市場拡大に向けてはUberにもメリットは大きい。更には上述ライドシェア部門からの安定収益で資本投下も可能となっていくと推測される。私も昔ファミレスのデリバリー担当でアルバイトをしていた経験があるが、レストランや個人営業飲食店が限られた人員の中でデリバリー体制を構築し対応する時代は終焉を迎えそうである(これはあくまでも日本の話だが)

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4.流動性・財務健全性

累損が$16Bあるのは死ぬほど恐ろしいが、Current Ratio、Quick Ratio共に高い値。投資家が同社に期待している間は累損はあまり意識が向かず、D/Eレシオも比較的低く銀行借金依存体制でもない。やはり如何に投資家の期待に応えるかがカギである。将来的にはDoorDashとの提携、買収等もあり得るか。Postmate買収後のシナジー等今後の動きにも注目である。また自動運転がこの先実現されてくれば、Uberのビジネスモデルとしてドライバーへの手数料支払いでは無くリースで自動運転、EV車両を保有しより高い収益率を実現していく可能性も高い。その意味ではテスラの傘下に入るのも面白い(もしくはAmazonの配送事業ネットワークの中でものを運ぶか食糧を運ぶか、人を運ぶか)。

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5.最後に

Uberはドライバーとの雇用形態問題、訴訟、ドライバーと顧客間の問題等解決すべき問題は多くあるが、途中記載したテスラ・Amazon他企業とのシナジーや将来的に「移動」をどう定義付けるか、その中で人と食糧を運ぶスペシャリストとしてUberは価値を持つ気がしてきたので、来週以降も保有を継続することにしました。

個々の投資に関するご判断は各自の責任にて宜しくお願い致します。

 

薄毛(AGA)との戦い、勝った!?

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2019年7月の頭頂部

これが2019年7月、そろそろ本当いやばいかも、と薄々(毛も薄くなり)感づき始め何とかしないと思い立った頃。他国の責にしてはいけませんが、中国駐在時に浄水器とシャワーヘッドにフィルターを付けるのが日本人駐在員家庭では大半でしたが、大した効果ないだろうとフィルターをつけずに頭頂部に刺激を与え続けたせいだとずっと思っていました。勿論本当の原因は別にあると思いますし、祖父が禿げてますので隔世遺伝ということも大きいと思っています。その後飲み薬と泡状のフォーム育毛剤の2種類(詳細後述)を継続して次が2020年1月、約半年間継続。実際は3か月後前後くらいに、あれ少し目立たなくなった?と妻からは言われ始めました。

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2020年1月の頭頂部

本日時点の写真を最後にアップしておきます。

それでは順を追って薬の選定理由と中身、コスト等についてみて行きましょう。AGA治療を日本でやったことは無いのであくまでも米国で飲み薬(処方)、塗布するフォーム(スーパーで購入可能)を購入する前提になります。

1.選んだ薬とその理由

最後の決めては「守ってるだけじゃ生えないんじゃないの?」という妻のアグレッシブな一言でした。色々な薬があるようですが私が開始する前に色々と調べたところ要するに何れも副作用の可能性はある、あと「攻め」「守り」の2種類の効能が各々の薬で分かれている、ということでした。守りは抜け毛を防いだり、育毛を促す。攻めは髪の毛を太くしたり、発毛効果となります。副作用や日本の厚生労働省の許認可等に関することは是非皆さんも調べた上で決定頂ければと思いますがあくまでも一例としてご参考にして下さい。

攻め(外服用):ミノキシジル5%(ロゲイン、ファイザー製)これを朝晩頭頂部に塗り込みます。3本入りで1本1か月大体使えますが価格は$50くらい。WalgreenやCVSでは少し高いのでTargetがおススメです。朝晩の2回で1か月一本くらいの消費量です。

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ロゲイン

 

守り(内服用):こちらは処方箋が必要ですFinasteride1㎎を元々処方されていました。これは1タブレットずつ飲めます。一方で前立腺肥大症の治療を目的に5㎎タブレットがあり、これを4分割する服用方法もOKとされており、この場合保険の関係でコストがグッと下がります。$1(1か月分)くらいです。

色々な人の記事を読むと2つとも内服用で治療されている方もいましたが、副作用を考えると片方は外服用にしかゆみや何か不具合が出てきたらやめよう、という判断です。効果が出なければやり方を変えていたかもしれませんが、3か月~半年で可視化できる効果があったので継続しています。

2.効果・副作用

今のところ噂されているような副作用は出ていません。副作用等詳細は以下https://dcc-ncgm.jp/thinning-hair-medicine/ に色々掲載されていましたのでご参照下さい。本日時点の状態ですが、以下1枚目が髪型をセットした場合(ほとんど分かりませんね、禿げ笑)、2枚目が開始時や2020年1月と同じように禿げ頭頂部分を目立たせたバージョン。光の当たり具合等もありますが、概ねつむじ?と言えるのではないでしょうか。

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直近の頭頂部さん

3.最後に

やはり髪の毛あると気分が上がりますし、周囲の目も気にならなくなりました。まさか自分に薄毛を心配する日が来るとは、と思っていましたが来るものです。ただ現代医学と言いますか育毛剤の効果は凄いな、と思い記事になりました。副作用等は個人での判断になると思いますが、薄毛に悩まれている皆さんの参考情報になれば幸いです。